皆さん、こんにちは!そして、こんばんは!コピーライターのMです。今日はクラウドソーシングにTRYしたお話をします。お付き合いください。

もう昨年の11月の話になりますが、ぽっかり時間が空いたので一度クラウドソーシングにTRYしてみようと思ったんです。なにせ初めてなので、このブログの設定と同じように、登録だけでも四苦八苦。何とか応募することができました。

一応コピーライター歴40年で、今も現役の私としては、薄っぺらいプライドから、コンペ形式のネーミングおよびキャッチフレーズ(厳密にはスローガンだと思うのですがね)を10案件ほどピックアップ。それぞれに付きコピー1案限定で応募しました。果たしてその結果は…
マルバツ



改めてクライアントとのコミュニケーションの重要性を認識。

なんと全敗です。とはいえ、お気に入りマークがついたコピーが5案、お礼が来たのが2案、また1案はクライアントがどの案も採用しなかったということで、分配金が出たのですが、金額が少な過ぎて現時点では受け取ることができません。

クライアントに採用されたコピー案はすべてチェックさせていただきました。その中で1〜2案は「やられた!」と感じましたが、他はどこかで見たようなコピーだったり、クライアントの依頼内容に本当に合っているの?と思ったりしてしまうものです。まっ、負け惜しみといわれても仕方ないですがねw

今回のTRYで改めて思ったのはクライアントとのコミュニケーションの大切さです。コピーは一発で決まることもありますが、クライアントと何回かやり取りすることも多いです。

理由としてよくあるのは、クライアントの考えがしっかり定まっていないことと、コピーライターがクライアントの想像を超えたり、意表を突いたりするコピー案を出すことです。

クライアントが自分の会社や製品のことを贔屓目なしで、冷静な目で見て判断することは非常に難しいことでなんです。それは自身の履歴書を書くのが難しいのと似ています。伝えたいことがアレもコレもと絞り切れず、アピールが散漫になったり、本当に伝えるべきポイントを見失ったりしてしまうでしょ。

コピーライターは第三者の目を持っている?

そのようなことを避けるために、第三者として冷静に判断できる広告代理店やコピーライターが存在しています。それに、だからこそ最初に明確なコミュニケーション戦略を立てることが重要なんです。

コピーライターはクライアントからの要望をとことん聞きますが、すべて鵜呑みにはしません。ターゲットの視点でも考えを巡らします。

例えば、男性のコピーライターが女性向け製品やサービスを担当するのは珍しくありません。そんな場合は、ターゲットである女性の意見を聞いたり、リサーチ結果を見たりしながら、女性の視点で考えたり、時には女性に憑依したような状態になることもあるんです(笑)。

クラウドソーシングでは、案件の詳細欄にクライアントの要望などが記されています。これは一種のコミュニケーション戦略ともいえますが、何を訴求したいのか正直わかりにくいものが多かったです。

もし戦略策定の段階からコピーライターが絡んでいれば、コピーの方向性がより明確になり、コピーを書くのも、選ぶのも、やりやすくなるはずです。

今抱えている仕事が一段落して、精神的にも立ち直ったら、再度クラウドソーシングに挑戦しようかしらん?還暦過ぎコピーライターの戯言でした。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後も“TRY”LEARN”の精神で色々チャレンジしていきますので、宜しくお願いいたします。



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